【新唐人2013年3月14日付ニュース】4月5日よりアメリカ神韻芸術団の韓国公演が始まります。しかし残念なことに、韓国の中国大使館は毎年のように神韻公演に対し妨害行為を行っています。公演を中止させるために、地方政府や公演を行う劇場に対し、卑劣な手段で圧力を加えています。
3月11日、神韻韓国公演を主催する韓国法輪大法学会が、駐韓国中国大使館の前で記者会見を開き、中国大使館が行っている神韻公演への妨害行為を暴露しました。
アメリカニューヨークに拠点を置く神韻芸術団は4月5日より、韓国の5都市で公演を行います。各地の劇場とは去年年末に契約を交わし、チケットも好評発売中です。一方、中国大使館関係者は韓国の地方政府と劇場にまで足を運び、神韻公演が中国共産党の理念に反するとして、契約の破棄を強要。中国大使館の外国公館の職務範囲を超えたこの要求に対し、劇場側は毅然とした態度ではねのけました。
韓国法輪大法学会 呉世烈報道官
「学校の場合は、その学校に中国からの留学生を送らない。またその学校の学生が中国に行く際、ビザを発行しないなどと脅迫を行っています。KBS(韓国放送公社)の場合は、中国大使館がKBSに公文を送り、公演を中止するよう圧力を加えました」
中国当局による妨害行為は毎年のように繰り返されています。ソウルではさらに、ソウル特別市政府や文化体育観光部国際協力部に圧力を加え、神韻公演への妨害に協力するよう要求したそうです。
それだけでなく、中国当局は“吉林神韻”と名付けた芸術団を派遣し、ソウルで公演を行ったことさえあります。しかし、公演の品質の低さは人々の笑い種となり、劇場側も今後この種の公演は行わないと示しました。
今年で7回目になる神韻芸術団の韓国公演。中国の儒家文化が深く根付いている韓国で、神韻の表現する伝統的価値観と善と美のパフォーマンスはすでに観客の心をつかみ、深い感動を残しています。
1988ソウル五輪銀メダリスト 黄暁敏さん
「7年連続神韻公演を見ていますが、毎回毎回心が揺さぶられます。中国人として、神韻の公演を見ることができて、本当に誇りに思います」
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/03/12/atext861310.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/大口 映像編集/工)